みずたに  
     
 

 東大寺二月堂の修二会は、752年東大寺開山の良弁僧正の高弟、実忠和尚によって始められたと伝えられています。以来、一度も途絶えることなく続けられ、今年で1,266回目を数えます。
 この法会は、二月堂本尊の十一面観音菩薩に東大寺の僧侶が人々に代わって懺悔し、天下泰平、風雨順時、五穀豊穣、人々の幸せなどを願って祈りをささげる「十一面悔過会」というものです。
 現在では、3月1日から2週間にわたって行われていますが、もとは旧暦の2月1日から行われていました。そこで「二月に修する法会」という意味にちなんで「修二会」と呼ばれるようになりました。二月堂の名もまた、このことに由来しています。
 良弁僧正の命日である12月16日の朝、翌年の修二会を勤める「練行衆」と呼ばれる11名の僧侶の名が発表されます。明けて二月20日より「別火(べっか)」と呼ばれる前行が始まり、3月1日からの本業に備えます。
 そして3月1日から14日まで2週間の間、二月堂において修二会の本行が勤められます。
 本行中の夜ごと二月堂に上堂する練行衆の道明りとして灯される「お松明」や、12日の深夜に若狭井と呼ばれる井戸から本尊にお供えする「お香水」を汲み上げる「お水取り」など、これらの儀式から親しみを込めて、修二会は「お松明」・「お水取り」と呼ばれるようになりました。
 奈良では、修二会が終わると春が来ると言われています。

 
   
 

お水取りとは

12日の深夜、若狭井という井戸から本尊にお供えする
「お香水」を汲み上げる儀式で、若狭国(現、福井県)
小浜の遠敷(おにゅう)川の鵜ノ瀬から送られてきた水
とされています。

 
         
 

お松明とは

 本行中に、二月堂に上堂する練行衆の道明りとして灯されます。12日には特大の籠松明が使われ、火の粉が降り注ぐ欄干の下には、無病息災を願う人びとが大勢集まります
   
         
  お松明は期間中毎日行なわれます  
 


お松明

日 程

時 間

本 数

3月1日~11日

19時

10本

3月12日

19時30分

11本(籠松明)

3月13日

19時

10本

3月14日

18時30分

10本


走りの 行法

日 程

時  間

3月6日

0時30分

23時30分

3月7日

23時30分

 

3月13日

0時30分

23時

3月14日

22時

 


達陀
(だったん)

日程

時間

3月13日

3時30分頃

3月14日

1時頃

3月14日

23時30分頃

※3月12日修二会「お松明」誘導路について  pdfファイルです。当日いかれる方は必ずお読み下さい。
※3月12日修二会にともなう交通規制について pdfファイルです。 車で移動される方は必ずお読み下さい。


修二会期間中の土・日・12日・14日のお松明時は大変混雑します。

  • 12日は入場規制あり。
  • 走りの行法、お水取り、達陀の時間については目安です。