猿沢池の西北の隅に鳥居を背にした珍しい後ろ向きの神社があります。 これが采女神社で『大和物語』によりますと「奈良時代に帝に仕えていた采女(後宮で帝の給仕をする女官の職名)が、帝のご寵愛が衰えたのを嘆いて猿沢池の池畔の柳に衣を掛け、入水したので、その霊を慰めるために社を建てた。しかし、采女は我が身を投じた池を見るにしのびないと一夜のうちに社を後ろ向きにした。」と伝えられています。
 午後5時から花扇奉納行列があり、秋の七草で美しく飾られた2m余りの花扇と数十人の稚児、御所車に乗った十二単姿の花扇使や姉妹都市 福島県郡山市から参加いただいているミスうねめ、ミス奈良などが天平衣装をまとって市内を練り歩きます。
  午後6時から春日大社神官による厳かな神事の後、花扇が奉納されます。
  午後7時過ぎ 南都楽所の奏する雅楽が流れるなか、花扇をはじめ、花扇使・ミスうねめ・ミス奈良を乗せた2隻の管絃船(龍頭・鷁首)が、猿沢池に浮かぶ40余りの流し灯籠の間をぬ って池をめぐり、最後には花扇を池中に投じる雅やかな行事です 。
平成28年9月14日(水)
  宵宮祭: 午後 5時〜(采女神社)
平成28年9月15日(木)
  花扇奉納行列: 午後5時(JR奈良駅〜猿沢池)
  花扇奉納神事: 午後6時(采女神社)
 「采女ものがたり」: 中橋怜子(猿沢池)
  管絃船の儀: 午後7時過ぎ〜(猿沢池)
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特別イベント1
『采女ものがたり』脚本:中橋怜子
うた語り/中橋怜子
音響・効果/大橋了久

■プロフィール
中橋怜子 (なかはし れいこ)
2005年に歌と語りでメッセージを伝える「言葉小箱(ことのは・こばこ)」を発表。
以来、学校・教育機関を中心に「いのち」「平和」「親子」などをテーマに全国で公演を展開。
聴く人の心に響く独特の「うた語り」が定評で、その公演回数は120回を越える。
2008年には東久邇宮記念賞を受賞。新聞、雑誌などでエッセイストとしても活躍。

■プロフィール
大橋了久 (おおはし あきひさ)
 奈良を感じ奈良の美しい世界を表現するアーティストとして活躍。
第8回USAフロリダ電子音楽フェスティバル出演。 映画音楽「瘡蓋譚」河瀬直美プロデュースによる上野遼平監督作品において全編音楽を担当。 昨年(2015年)、総合音楽監督を務める「なら国際音楽祭」を開催し、音楽で奈良の魅力を発信する活動を行っている。

■采女祭に寄せて(中橋氏メッセージ)
猿沢の池に伝わるひとりの采女の物語がここ奈良と福島県郡山市に伝わっています。
それぞれの物語は少し違っていても、「ひとりの采女の一途な恋心」そして、この伝説を大切に語り伝えようとする奈良の人々、郡山の人々の心は同じです。
この度、世阿弥の謡曲「采女」を軸に、「大和物語」や郡山に伝わる采女伝説なども紐解き、新たに「采女ものがたり」を綴らせていただきました。私もまた、この伝説を大切に語り伝えたい奈良市民の一人として、 中秋の名月の夕「采女祭」の管絃船にて心を込めてこの「采女ものがたり」を語らせていただきたいと思います。


実施日/花扇奉納神事終了後に猿沢池にて公演

特別イベント2
管絃船の乗船体験ができます。
猿沢池から望む古都奈良の風景って、みなさん見たことがありますか!?ないでしょう?
9月9日(金)〜14日(水)の内、4日間特別に乗船することが出来ますよ。
しかも、采女祭に使われる船(管絃船)に特別に乗れるんですよ!!
ぜひ乗船いただき、ひと味違った古都奈良の風景をご堪能してみてはいかがですか・・・


実施日/平成28年9月9日(金)・10日(土)・11日(日)・14日(水)
協力金/大人1,200円 子ども600円(5才から小学生)
    ※采女祭の絵馬付き    ※修学旅行生(中学生)は600円
時 間/10:00〜16:00(一周約10分) 14日は午後3時まで
    ※12:00〜13:00は運休となります。
    ※一度の乗船者数14名      ※乗船者多数の場合は、臨時便の運行あり。
雨 天/中止

特別イベント3
『春日参道フリーマーケット×采女祭フェア』
三条通ショッピングモールに様々な品が並ぶフリマイベントとコラボ企画を開催!
フリマでお買い物された方には、抽選でもれなく采女祭賞品をプレゼントします!!
ぜひ、ダブルで素敵な品をゲットしてお楽しみくださいね。
采女祭絵馬の受付もいたします!

実施日/平成28年9月4日(日)11:00〜16:00 ※雨天中止
場所/三条通ショッピングモール



花扇奉納行列:午後5時(JR奈良駅〜猿沢池)

管絃船の儀:午後7時過ぎ(猿沢池)




お問合せ/采女祭保存会
TEL 0742-22-3900