1300年前の重要な遺産が今も多く残る歴史のまち、奈良。
世界遺産・元興寺の旧境内を中心とする地域「ならまち」は、
寺社や町家のほか、カフェ、雑貨店などが点在し、街歩きにぴったりの観光スポットです。
一方、近鉄奈良駅の北側に広がる地域「きたまち」は、近年、個性的なカフェやショップも増え、
「ならまち」に続く形で注目を集めている奈良の新しい観光スポットです。
そんな「ならまち」「きたまち」の昔の姿をご存知ですか。
この度、ならまち・きたまちの散策をよりお楽しみいただくため、再生古地図を2種類ご用意しました。
ひとつ目は、元興寺が広大な境内を持ち、全盛期を迎えていた「奈良時代」のならまち再生古地図。
ふたつ目は、町家が増え町人の町として栄えた「江戸時代中期」のならまち・きたまち再生古地図です。
平城京への遷都以来まちづくりが始まり、南都と呼ばれる社寺のまちから商業の街へ、
そして観光の街へと様々な時代背景の中で盛衰をくり返してきた「ならまち」。
かつて奈良の北の玄関口として活気溢れていたまち、そして現代では新旧の建物が入り交じり、
様々な時代の見どころを味わうことのできる「きたまち」。
今と昔の地図を見比べながら、スマコチで少しディープな歴史の旅へお出かけください。