11/20(金)、11/21(土)18:00~20:00
11月の毎週金・土曜日の夜、元興寺では、暗闇に浮かぶ国宝・極楽堂(本堂)の堂内を特別に参拝できます。また、普段は非公開の国宝・禅室の一部の扉が開扉され、堂内に展示された秘蔵の須田剋太画伯の大作品が灯りに照らされます。
元興寺と、本年没後30年の昭和が生んだ稀有な画家・須田剋太氏との関係は、戦後の国宝建造物昭和重修事業と国土復興に係わる精神再生事業を目指した、元興寺中興の祖・辻󠄀村泰圓大和尚との縁から始まりました。画伯が亡くなるまでの40余年間には、数多の作品が施入されるとともに、地蔵会をはじめ、伝統行事の復活にも大きな力となりました。
今回の特別参拝では、晩秋の“ならまち”にひっそりと佇む“日本仏教はじまりの寺・元興寺”の、長閑な昼間とは全く異なる情景と雰囲気を味わうことができます。
特別拝観料:大人(12歳以上)500円、子ども(12歳未満)無料
(写真:国宝・禅室(イメージ))
基礎情報
住所 | 〒630-8392奈良市中院町11 |
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アクセス | JR奈良駅から徒歩20分、近鉄奈良駅から徒歩15分。またはJR奈良駅から市内循環バス(内回り、外回り)「田中町(ならまち南口)」下車、徒歩5分。近鉄奈良駅からは「天理駅行」バスなどで「福智院町」下車、徒歩5分。 |
問合せ | 0742-23-1377(元興寺) |
リンク | 元興寺公式ウェブサイトhttps://gangoji-tera.or.jp/ |
備考 | ※諸堂の外観の写真撮影はできますが、堂内の撮影は禁止です。また、境内での三脚、一脚、脚立の使用も禁止です。 ※禅室は南面の浮図田(ふとでん)側の三扉が開扉され、浮図田側からの拝観となります。なお、禅室内には入れません。また禅室内の展示作品は週ごとに入れ替わります。 ※荒天の場合、開扉は中止される場合があります。 ※当夜の境内では灯火が減らされているため、足元には十分ご注意ください。 |