4/8(木)
午後5時からの法要は千年の伝統を持つ行法で、本尊・薬師如来の御前で人々が知らないうちに犯してきた罪を人々に代わって悔い改める薬師悔過を称えます。天平以来の朗々とした抑揚のある声調です。又、仏様の32の体の特徴を読み上げる三十二相を称えます。
午後7時からの「おたいまつ」童子がかつぐ松明で僧侶が本堂に入堂するための道明かりです。僧侶の人数にあわせて11本の松明です。正面三面扉が開き、松明ごしにお薬師様、十二神将が拝め桜満開の中、本堂の白壁がオレンジ色に輝く様はまるで天平時代に戻ったかの光景です。その後灯明で照らされた本尊の前で散華(雅楽)、導師の祈り、神名帳(13000の神々の名前、その間に僧侶によってお札摺り)を称えます。(写真提供=新薬師寺)
基礎情報
住所 | 〒630-8301 奈良市高畑町1352 |
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アクセス | JR・近鉄奈良駅から市内循環バス「破石町」下車徒歩15分 |
問合せ | Tel 0742-22-3736(新薬師寺) |
リンク | 新薬師寺公式ウェブサイトhttps://www.shinyakushiji.or.jp/ |