Course 02
江戸時代から近代の面影を体感
元興寺極楽堂
〈国宝〉
奈良町にぎわいの家
十輪院
名勝旧大乗院庭園
春日野
(奈良の鹿)
春日大社
興福寺
コース総距離:約6.63km
所要時間:約1時間20分(見学・拝観時間を除く)
平安時代以降寺勢が衰え、室町時代に分かれた元興寺のうちのひとつで、ならまちの中心に位置する。平安時代末頃からは智光曼荼羅を中心に、鎌倉時代には僧房を改築した極楽坊本堂と禅室を中心として、幅広い庶民信仰が栄えた。
ならまちの生活文化を体感してもらうために大正時代の町家を改修。復元したかまど、連続する和室から眺める庭の風情や荘厳な仏間は必見。江戸時代後期に建築された蔵はならまちでも最古級。
日本では珍しい石を積み重ねた祠にある地蔵菩薩が本尊。鎌倉時代を中心として奈良で広まった地蔵信仰の様子を良く伝えている。ならまちでは今も道のかたわらに多くのお地蔵さんを見ることができる。
興福寺の門跡寺院である大乗院に造られた庭園。室町時代に京都から銀閣寺庭園を造った名匠・善阿弥父子を招き作庭。奈良随一の名園といわれ、中世庭園遺構を残す貴重な庭園として名勝に指定されている。隣接して名勝大乗院庭園文化館がある。
春日大社の境内であり、芝生が広がるこの場所は「飛火野」と呼ばれる。ここはかつて古代の通信基地があったとされ、火の粉や煙で遠方に合図を送る「のろし」があげられていたところから、この場所を「飛火野」と呼ぶようになったといわれる。
国の繁栄と国民の幸せを願って約1300年前に創建。朱色の本殿や参道にある約3,000基の燈籠は、平安末期から今日にかけて寄進されてきたもの。その数からも、人々に厚く信仰されてきたことがわかる。
藤原鎌足を祖とする藤原氏の氏寺。高さ約50mもある五重塔をはじめ、国宝館に安置されている三面六臂の阿修羅像、東金堂の仏像の数々が興福寺の歴史と栄華を物語っている。 ※国宝館は、耐震にかかわる工事のため、平成29年1月1日(日)から同年12月31日(日)までの間、休館しております。
自分の手形がそのまま墨になり、世界に一つだけのオリジナルの墨をつくることができる伝統工芸体験。生の墨をにぎると、香りややわらかさ、温もりを体感できます。
伝統芸能の中でも最も古い歴史を持つ雅楽。宿泊する旅館やホテルで、雅楽の歴史や演奏を聞くだけでなく、実際に楽器を持って、弾いたり、鳴らしたりすることができます。
ホルンの音色にさそわれて、森の奥から走ってくる鹿の姿がかわいらしい。鹿せんべいを手に持つと、鹿が寄ってきて、ペコっとおじぎしてくれます。鹿せんべい以外のエサをあげると体を悪くするので気をつけましょう。