奈良市 阿弥陀寺(悲田院 本尊「三躯一佛観音」)と第4代NARA CITYコンシェルジュが歩く姿 奈良市 阿弥陀寺(悲田院 本尊「三躯一佛観音」)と第4代NARA CITYコンシェルジュが歩く姿
路地ぶら ならまち・きたまち

左写真:奈良市 阿弥陀寺(悲田院 本尊「三躯一佛観音」) 撮影:茶本晃生
モデル:第4代NARA CITYコンシェルジュ

上写真:奈良市 阿弥陀寺(悲田院 本尊「三躯一佛観音」) 撮影:茶本晃生
モデル:第4代NARA CITYコンシェルジュ

奈良市街地をぶらりと巡る
冬のキャンペーン「路地ぶら」。
街歩きで人気の
「ならまち」「きたまち」エリアで、
期間限定御朱印巡りや
お寺の案内付き拝観、
いちごスイーツ巡りを
お楽しみください。

Special

「路地ぶら ならまち・きたまち」期間限定特別御朱印

「古くて新しい奈良の意匠」をコンセプトにならまち・きたまちにある4寺社で押し印を作成。期間中は、各寺社の御朱印に上記押し印が押された特別御朱印をお受けいただけます(要納経料・初穂料)。

期間:2024年1月5日(金)~2月29日(木)
場所:真言律宗 元興寺(世界遺産)、十輪院、般若寺、御霊神社
※拝観日時は各寺社により異なります。
※般若寺は書き置き御朱印のみとなります。

元興寺 国宝・極楽堂(本堂)

【世界遺産】真言律宗 元興寺(しんごんりっしゅう がんごうじ)

前身は6世紀末、蘇我馬子によって開かれた我が国最初の本格的伽藍「法興寺」(飛鳥寺)。平城遷都に伴い現在地に新築移建され、名も元興寺と改められました。かつては南都七大寺の1つとして勢威を誇り、その寺域は現在の「ならまち」の大部分を占めていました。

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特別御朱印の押し印は、お寺に伝わる奈良時代の「丸軒瓦」「平瓦」がモチーフ※イメージ

十輪院(じゅうりんいん)

奈良時代、元正天皇の勅願による寺で、元は元興寺の子院でした。本堂(国宝)内にまつられた石仏龕(せきぶつがん・重文)は、仏像を納める厨子で、その内部に地蔵菩薩立像、釈迦如来立像、弥勒菩薩立像などを浮彫りで表した珍しいものです。

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特別御朱印の押し印は、徳川家からの朱印状を保管する箱に記された「三ツ葉葵紋」がモチーフ。家康の時代、十輪院に寺領50石の朱印地が寄進され、以後、同寺が復興したことに由来する ※イメージ

般若寺(はんにゃじ)

飛鳥時代に高句麗の慧灌(えかん)法師によって開かれたお寺。京都から奈良への要路にあたるため、幾度の戦乱に巻き込まれましたが、鎌倉時代に西大寺の叡尊(えいそん)上人によって十三重石宝塔を中心に伽藍を復興し、文殊菩薩をご本尊としました。病者など救済活動の拠点寺院にもなりました。現在は花の寺としても知られます。

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特別御朱印の押し印は、お寺の境内にある経蔵に納められている書写本「一切経陀羅尼」(鎌倉時代)にある額印がモチーフ ※イメージ

御霊神社(ごりょうじんじゃ)

平安時代初期(800年)に桓武天皇の勅命により創祀された神社。奈良時代、無実の罪をかけられ幽閉された後になくなられた、井上内親王(いのえないしんのう。光仁天皇の皇后であり、聖武天皇の皇女)と御子の他戸親王(おさべしんのう)を慰霊し、奈良町を守護する氏神様として御本殿でおまつりしています。

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特別御朱印の押し印は、御本殿が春日移しであることを示す、御本殿の「雁字板」(がんじいた)がモチーフ ※イメージ

Limited

「ならまち」「きたまち」のお寺 案内付き拝観&御朱印授与

ならまち・きたまちエリアにある、通常は拝観要予約の寺院を含めた計17ヶ寺で、なら・観光ボランティアガイドの会「朱雀」の案内による拝観や御朱印の授与を期日限定で行います。

※御朱印は、基本的には書き置きでのご用意となりますが、タイミングによっては直書きでいただける場合もあります。また、書き置きの授与数に限りのあるお寺もあります。納経料は各寺でお問い合わせください。
※一部のお寺は「拝観のみ」となります。拝観日時等の詳細は、下記「詳細はこちら」をご覧ください。
※法事や天候等のため、拝観が予告なく休止、または制限される場合があります。何卒ご了承ください。
拝観の休止、制限等の情報は、奈良市観光協会InstagramFacebookでお知らせします。

1月の拝観

2024年1月の土日(12:30~16:30)

ならまちエリア

拝観・御朱印授与

西光院(さいこういん)※本堂拝観

  • 住所:奈良市高御門町21
  • 拝観料:無料

全身裸形に衣を着せてまつられた本尊・木造弘法大師坐像(鎌倉時代・奈良市指定文化財)や宿院仏師作と伝わる地蔵菩薩半跏像を拝観いただけます。

聖光寺 本尊・阿弥陀如来立像

拝観・御朱印授与

聖光寺(しょうこうじ)※本堂拝観

  • 住所:奈良市鳴川町12
  • 拝観料:無料

前身は元興寺塔頭の草庵の1つと伝わる、法然上人大和二十五霊場第二十四番のお寺。木造阿弥陀如来立像(鎌倉時代・奈良市指定文化財)などを拝観いただけます。

拝観・御朱印授与

小塔院(しょうとういん)※本堂拝観

  • 住所:奈良市西新屋町45
  • 拝観料:無料

かつて広大な寺域を誇った元興寺の一部で、元興寺小塔院跡として史跡にも指定されています。本堂の虚空蔵菩薩を拝観いただけます。

拝観・御朱印授与

法徳寺(ほうとくじ)※本堂・毘沙門堂拝観

  • 住所:奈良市十輪院町23
  • 拝観料:無料

前身は元興寺の子院の1つ。本堂では本尊・木造阿弥陀如来立像(平安時代・奈良市指定文化財)、毘沙門堂では毘沙門天立像を拝観いただけます。

拝観のみ

阿弥陀寺(あみだじ)※悲田院(ひでんいん)拝観

  • 住所:奈良市南風呂町10
  • 拝観料:500円

元興寺の僧の草庵が前身と伝わるお寺。悲田院では、阿弥陀如来、薬師如来を両手に持つ珍しい本尊・三躯一佛観音を拝観いただけます。
※1月6・7日は拝観不可

きたまちエリア

西福寺 本堂

拝観・御朱印授与

西福寺(さいふくじ)※本堂・収蔵庫拝観

  • 住所:奈良市奈良阪町2403
  • 拝観料:本堂無料、収蔵庫志納

貞観年間(859~876)創建と伝わるお寺。本堂では藤原時代に造られた、本尊・木造阿弥陀如来立像をはじめとする6体の仏像(全て重文)を拝観いただけます。
※雨天時は収蔵庫の拝観不可
※1月27日は拝観不可

拝観・御朱印授与

浄國院(じょうこくいん)※本堂拝観

  • 住所:奈良市東笹鉾町38
  • 拝観料:無料

南北朝時代創建。本堂では阿弥陀如来像などを拝観いただけます。紙本著色大経曼荼羅図(パネル展示)は古磵(こかん)上人の落款・裏書があり、奈良市指定文化財に指定。

拝観・御朱印授与

浄福寺(じょうふくじ)※本堂拝観

  • 住所:奈良市興善院町14
  • 拝観料:無料

奈良時代、光明皇后により本堂が建立された際に創建されたと伝わるお寺(現在のお堂は再建)。本堂では、本尊・阿弥陀如来像などを拝観いただけます。
※1月6日、7日は拝観不可

2月の拝観

2024年2月の土日(12:30~16:30)

ならまちエリア

拝観・御朱印授与

興善寺(こうぜんじ)※本堂拝観

  • 住所:奈良市十輪院畑町12
  • 拝観料:無料

前身は元興寺の奥之院。本堂の阿弥陀如来立像胎内には源空(法然)の消息3通などが納められていました。源空直筆の史料は極めて少なく重文に指定。
※2月1日~15日は涅槃図公開

高林寺 藤原豊成卿・中将姫像

拝観・御朱印授与

高林寺(こうりんじ)※本堂拝観

  • 住所:奈良市井上町32
  • 拝観料:無料

元興寺の子院の1つで、奈良時代の右大臣・藤原豊成の菩提所。本堂には豊成とその娘の中将姫(ちゅうじょうひめ)の木像が安置されています。

拝観・御朱印授与

金躰寺(こんたいじ)※本堂拝観

  • 住所:奈良市十輪院町6
  • 拝観料:無料 

前身は元興寺の子院の1つと伝わるお寺。本堂(奈良県指定有形文化財)では、本尊・阿弥陀如来立像や釈迦八相涅槃図(期間限定公開)を拝観いただけます。
※2月3日~25日は涅槃図公開

拝観・御朱印授与

称念寺(しょうねんじ)※本堂拝観

  • 住所:奈良市東木辻町49
  • 拝観料:無料

前身は元興寺の草庵で、12世紀中頃、俊乗房重源上人により正式に開山。本堂(奈良市指定文化財)では宮殿厨子内にまつられた本尊・阿弥陀如来立像などを拝観いただけます。

拝観・御朱印授与

誕生寺(たんじょうじ)※本堂・極楽堂拝観

  • 住所:奈良市三棟町2
  • 拝観料:500円

文楽や謡曲などの題材にされるなど今も信仰の対象とされる「中将姫」誕生の地。本堂では中将姫自作と伝わる中将姫坐像などを拝観いただけます。

拝観・御朱印授与

徳融寺(とくゆうじ)※観音堂拝観

  • 住所:奈良市鳴川町25
  • 拝観料:無料

奈良時代の右大臣・藤原豊成の邸宅跡にあり、その娘・中将姫の霊跡でもあるお寺。観音堂では赤ん坊を抱く姿の子安観音像を拝観いただけます。

きたまちエリア

拝観・御朱印授与

五劫院(ごこういん)※本堂拝観

  • 住所:奈良市北御門町24
  • 拝観料:500円

鎌倉時代創建の東大寺末寺。本堂では、果てしない時間を瞑想されたお姿の五劫思惟阿弥陀仏坐像(重文)を拝観いただけます。
※期間中は涅槃図公開

拝観・御朱印授与

念聲寺(ねんしょうじ)※本堂拝観

  • 住所:奈良市川久保町30
  • 拝観料:無料

鎌倉時代末期に渡来系の石工が石仏(船御光地蔵尊)を建立したことをきっかけに、変遷を経て江戸中期に開山。本堂では阿弥陀如来坐像などを拝観いただけます。
※期間中は中庭の文学碑(由縁斎歌塚)公開

拝観・御朱印授与

空海寺(くうかいじ)※境内のみの拝観

  • 住所:奈良市雑司町167
  • 拝観料:無料

前身が空海の草庵である東大寺の末寺。空海作と言われる本尊・地蔵菩薩石造(秘仏)は拝観不可ですが、本堂前では十王が左右に刻まれた矢田地蔵菩薩石像を拝観できます。

Strawberry time

奈良 いちごまみれ!

いよいよシーズンが始まる、美味しい「奈良のいちご」を使用したメニューが奈良の街に登場。この冬はひと足お先に、街歩きをしながら幸せないちごタイムを満喫してみませんか?

期間:2024年1月5日(金)~2月29日(木)
※提供日時は店舗により異なります。

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Event

冬の鹿寄せ

ナチュラルホルンの音色で鹿を呼び寄せる、奈良の朝の風物詩。冬毛をまとったかわいらしい鹿にぜひ会いに来てみてはいかがでしょうか。観覧無料、予約不要です。

日時:2024年1~2月の土日祝日10:00~(1日1回、約15分間)※1月1日、27日、28日を除く。雨天決行、荒天中止。
場所:春日大社境内 飛火野(奈良市春日野町)

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