Course 02
奈良時代の政治の中心、平城宮跡を巡るコース。発掘調査で出土した木簡などが展示されている資料館、復元された朱雀門などが見どころ。
平城宮跡資料館
第一次大極殿
遺構展示館
東院庭園
朱雀門
コース総距離:約6.4km
所要時間:約1時間30分(見学時間を除く)
奈良文化財研究所が昭和34年から毎年手がけている平城宮・京跡の発掘調査の成果を展示した施設。当時の役所や宮殿内部の様子を実物大で再現。出土品も展示し、奈良時代の都の暮らしをわかりやすく解説。
大極殿は天皇の即位式など、国の重要な儀式に使われた平城宮の中心施設。復原された第一次大極殿は、天皇が着座する玉座の高御座(たかみくら)、小壁(こかべ)採食など内部も見どころが多い。
発掘調査により見つかった奈良時代の役所の遺構を、発見当時の状態で保存・展示した施設。迫力ある「遺構露出展示」をはじめ、出土した井戸跡や、木桶などの貴重な遺物、調査研究を元に復元した建物模型も展示。
東院庭園では外交や宴会などがおこなわれた。出入りのある汀線(ていせん)など、奈良時代の優美な庭園の様子が偲ばれる。自然の風景を主題とした平安時代以降の庭園の原形ともいえる重要な遺跡のひとつ。
朱雀門の前では、元日や外国使節の送迎の際に儀式が行われ、また都の男女が恋の歌をかけあう歌垣(うたがき)なども催された。その威風堂々とした姿から、宮の正門としての威厳を漂わせる。
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※写真はイメージです
サイト:天平衣装体験 装束散歩710遣唐使ゆかりの寺院
8世紀はじめ、光明皇后の発願により創建され、遣唐使の航海安全祈願を営んだ古刹。本堂には艶やかな十一面観音菩薩立像(特別公開時のみ開帳)が、西金堂内には天平時代の建築技法を現在に伝える五重小塔が安置されている。