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奥深い奈良の魅力にふれる修学旅行

Course 03

鑑真和上と遣唐使の情熱を学ぶ旅

正しい仏教を伝えたいという決意をもとに海を渡った人々の足跡をたどるコース

  • 唐招提寺講堂〈国宝〉

  • 唐招提寺金堂〈国宝〉

  • 薬師寺

  • 平城宮跡第一次大極殿

  • 東大寺戒壇院戒壇堂

コース総距離:約12.6km
所要時間:約2時間(見学・拝観時間を除く)

近鉄西ノ京駅

800m:徒歩(約10分)

唐招提寺講堂〈国宝〉

平城宮の面影をとどめる唯一の建築物

鑑真が唐招提寺を開くときに、平城宮東朝集殿の建物を移し、講堂として改築したもの。平城宮の建物として唯一残る貴重な建築物。戒律を学ぶ道場として開かれたことから金堂よりも先に講堂が建てられたという。

  • 住所:奈良市五条町13-46
  • 電話番号:0742-33-7900
  • 休業日:無休
  • 時間:午前8:30~午後5:00(入門締切午後4:30)
  • 駐車場:あり(有料)
  • 料金:大人・大学600円、高校・中学400円、小学200円
    ※特別展開催期間は料金が異なる場合あり。
  • サイト:唐招提寺
3m:徒歩(約1分)

唐招提寺金堂〈国宝〉

天平時代を彷彿とさせる厳かな空間

奈良時代金堂建築の唯一の遺例であり、「天平の甍」としても有名。正面の柱の間が端に向かって次第に狭く造られ、建物の広がりを強調する工夫がある。近年の解体修理に際して外部にも荘厳な装飾があることが明らかになった。

  • 住所:奈良市五条町13-46
  • 電話番号:0742-33-7900
  • 休業日:無休
  • 時間:午前8:30~午後5:00(入門締切午後4:30)
  • 駐車場:あり(有料)
  • 料金:大人・大学600円、高校・中学400円、小学200円
    ※特別展開催期間は料金が異なる場合あり。
  • サイト:唐招提寺
1.3km:徒歩(約15分)

薬師寺

美しい仏と復興への気概

金堂、講堂などを中心に、東塔と西塔の2つの三重塔を配する構成は独特なもので、薬師寺式伽藍配置と呼ばれる。伽藍は火災で失われたものの、昭和中期の写経勧進により復興しつつある。国宝の東塔は平成32年まで解体修理中。

  • 住所:奈良市西ノ京町457
  • 電話番号:0742-33-6001
  • 休業日:無休
  • 時間:午前8:30~午後5:00(拝観受付は午後4時30分まで)
  • 駐車場:あり(有料)
  • 料金:時期により異なる
  • サイト:薬師寺
4.2km約26分:(薬師寺から近鉄西ノ京駅まで徒歩7分、近鉄西ノ京駅から近鉄大和西大寺駅まで電車で4分、近鉄大和西大寺駅から平城宮跡第一次大極殿まで徒歩15分※所要時間は電車ダイヤにより異なります)

平城宮跡第一次大極殿

旅立つ遣唐使たちの決意の舞台

奈良時代、天皇の即位式や外国使節との面会など、国の最も大切な儀式のために使われた、平城宮最大の宮殿。ここで、遣唐使たちは天皇に見送られ、唐に向かったといわれています。現在平城宮跡にある第一次大極殿は、2010年に復元されたもの。

  • 住所:奈良市佐紀町(番地なし)
  • 電話番号:0742-32-5106(文化庁 平城宮跡管理事務所)
  • 休業日:月曜(祝日の場合はその翌平日)、年末年始
  • 時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
  • 駐車場:あり(無料)
  • 料金:無料
  • サイト:平城宮跡第一次大極殿
5km約40分:(平城宮跡第一次大極殿から近鉄大和西大寺駅まで徒歩17分、近鉄大和西大寺駅から近鉄奈良駅まで電車で5分、近鉄奈良駅駅から東大寺戒壇院まで徒歩16分※所要時間は電車ダイヤにより異なります)

東大寺戒壇院戒壇堂

鑑真が設けた戒壇を引き継ぐ場所

鑑真は大仏殿の前庭に仮設の戒壇を設け、聖武太上天皇、孝謙天皇、光明皇太后をはじめ、440人余りに受戒した。その戒壇を移し造られた、日本初の常設された授戒場所。

  • 住所:奈良市雑司町406-1
  • 電話番号:0742-22-5511
  • 休業日:無休
  • 時間:8:00~16:30(11~2月)、~17:00(3月)、7:30~17:30(4~9月)、~17:00(10月)
  • 駐車場:なし
  • 料金:大仏殿・法華堂・戒壇堂 中学以上各500円、小学各300円
  • サイト:東大寺戒壇院戒壇堂
1.3km:徒歩(約15分)

近鉄奈良駅

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関連情報

鑑真和上坐像の強い意志を感じるたたずまい

鑑真和上坐像は最古の肖像彫刻であり、まるで生きているかのようなたたずまいからは、6回目の渡航でやっと日本にたどりついた鑑真和上の強い意志が伝わる。
※国宝の鑑真和上坐像は年間数日しか開扉されませんが、平成25年(2013)に同じお姿・同じ技法でつくられた御身代わり像を、開山堂で拝むことができます。