奈良時代(8世紀)、飛鳥の法興寺が平城京遷都にともない移されて、元興寺となりました。かつて広大な寺域を誇った元興寺は、中世の火災や一揆を経て、現在は真言律宗元興寺(極楽坊)、華厳宗元興寺(元興寺塔跡)、真言律宗小塔院(小塔院跡)の3つの寺に分かれ、それぞれが史跡にも指定されています。華厳宗元興寺境内の元興寺塔跡は、かつては五重大塔と呼ばれていた元興寺の東塔跡です。五重大塔は安政6年(1859年)に焼失していますが、発掘調査で建立時に埋められたと考えられる鎮壇具などが出土していて、いまも塔の礎石を見ることができます。また、ならまちの桜の名所としても知られています。
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基礎情報
住所 | 〒630-8384 奈良市芝新屋町12 |
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アクセス | 近鉄奈良駅から徒歩約15分、またはJR奈良駅から徒歩約25分。 |
リンク | 元興寺(塔跡 華厳宗)Facebookhttps://www.facebook.com/kegon.gangoji |
見どころ
花だより | 塔跡の桜:3月下旬~4月上旬 |
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