2022/9/9(金)宵宮祭、9/10(土)例祭
采女神社は、猿沢池のほとりにある春日大社の末社で、『大和物語』によると、奈良時代に天皇の寵愛が薄れたことを嘆き、池に身を投じた采女(うねめ。身の回りの世話をする女官)の霊を慰めるために創建されました。采女祭(うねめまつり)は、采女の霊を鎮め同時に人々の幸せを祈る例祭として、中秋の名月に執り行われている行事です。
例祭は時代衣装をまとって花扇使らが市内を練り歩く「花扇奉納(はなおうぎほうのう)行列」に始まり、采女神社例祭の神事が行われた後、花扇を管絃船に移し、雅楽の調べとともに池を巡る「管絃船の儀(かんげんせんのぎ)」が行われ、最後に花扇を池に投じます。
※今年(2022年)は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、規模を縮小して開催。
両日ともに神事は関係者のみで斎行されます。
采女神社での例祭(花扇奉納神事)は一般拝観不可。
「花扇奉納行列」「管絃船の儀」は中止です。
今年は、采女祭特別企画「お月見スイーツ×采女祭」・特別ギャラリー展「中秋の名月・采女祭」を開催します。
詳しくは下記リンクからご覧ください。
基礎情報
住所 | 奈良市樽井町(采女神社・猿沢池) |
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アクセス | (猿沢池) 近鉄奈良駅から徒歩約5分、JR奈良駅から徒歩約15分 |
問合せ | 0742-30-0230(采女祭保存会/奈良市観光協会内)※平日のみ |
リンク | 采女祭特別企画「お月見スイーツ×采女祭」・特別ギャラリー展「中秋の名月・采女祭」https://narashikanko.or.jp/news/11092/ |