2022.07.14
■令和4年度『第63回奈良大文字送り火』行事について
毎年8月15日に開催されている「奈良大文字送り火」行事は、この度の新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、昨年に引き続き規模を縮小して執り行われます。例年、春日大社境内・飛火野で執り行われている慰霊祭は、春日大社(神式)と大安寺(仏式)にてそれぞれ関係者のみで行われるほか、高円山に点火される「大」の字の火床数は半数(54基)に減らして実施されます。
皆様の安全と新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、8月15日は各自ご自宅などで遥拝をいただきますようご理解ご協力をお願い申し上げます。
日 時:令和4年8月15日(月)
点 火:20時 ※荒天中止
場 所:高円山(規模縮小して点火)
※慰霊祭は、春日大社(神式)並びに大安寺(仏式)において関係者のみで執り行われます。(一般参列はできません)
※新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴い、屋外での鑑賞はお控えいただき、各々ご自宅よりお祈りください。
■『奈良大文字送り火イラスト原画展』の開催について
奈良県立高円高等学校・高円芸術高等学校の美術科・デザイン科の生徒の皆さんが制作された「奈良大文字送り火」のデザイン画(作品総数43点)が、平城宮跡歴史公園内「平城宮いざない館」にて展示されます。
日 時:令和4年7月16日(土)~8月15日(月)
場 所:平城宮いざない館/奈良市二条大路南3-5-1
時 間:10時~18時30分
金賞(1名)・銀賞(1名)・銅賞(1名)・入選(9名)の作品はコチラから ☛ 令和4年度 受賞作品
【奈良大文字送り火】
毎年8月15日に行われる「奈良大文字送り火」行事は、昭和35年に故鍵田忠三郎氏が戦没者慰霊を目的として創始されました。今日では、大震災や災害で亡くなられた方々をはじめ、すべての人々の慰霊と世界平和を祈る行事として、また、古都奈良の夏の風物詩として親しまれています。仏式慰霊祭では、奈良県出身のご英霊29,243柱のお名前をすべて読み上げ供養し、高円山には「大」の字が、供養と平和の灯として浮かび上がります。
【本件問合せ先】
奈良大文字保存会事務局(奈良市観光協会内)☎0742-30-0230