茶畑の中腹に史跡として整備された太安萬侶墓。 昭和54年(1979年)、茶畑の開墾中に偶然に発見された墓室の中から遺骨や真珠とともに銅版製の墓誌が見つかりました。墓誌には、日本書紀と並ぶ最古の歴史書である「古事記」の編纂者の太安萬侶の名前が刻まれており、現在のJR奈良駅の西に住み、養老7年(723年)に亡くなったことが記されていました。このことにより、太安萬侶は、実在の人物であったことが証明されました。
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