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※中止※【特集】薪の灯りに浮かぶ幽玄の世界「薪御能」2020

《今年の「薪御能」は、この度の新型コロナウイルスの感染拡大の情勢を踏まえ、来場者の皆様及び出演者の皆様の安全を第一に考慮しまして、開催を中止する運びとなりました。楽しみにしていただいておりました皆様にはお詫び申し上げるとともに、ご理解いただきますようお願い申し上げます。》なお、既にお持ちの協賛券の取り扱いについては、事務局よりご連絡いたします。

(令和2年4月16日)

 

爽やかな5月の夕暮れ。日が沈み、薪に火が灯されると、舞台には幽玄の世界が——。

 

 

(興福寺「南大門の儀」の過去の様子、写真:桑原英文)

 

 

世界遺産の春日大社の舞殿(ぶでん)・若宮拝舎(はいのや)と、興福寺の南大門跡で2020年5月15日(金)、16日(土)、歴史と伝統を誇る奈良の伝統行事「薪御能(たきぎおのう)」が執り行われます。

 

薪御能は、全国各地で行われている「薪能(たきぎのう)」と称する野外能の起源とされ、奈良を代表する伝統行事の1つ。貞観11年(869年)に興福寺西金堂で執り行われた修二会始行での薪猿楽(たきぎさるがく)が最も古く、その後数々の変遷を経て今日に至ります。

 

平成2年(1990年)には奈良市の無形民俗文化財に指定。まさに、能の始まりを考える上で重要な位置づけにある行事なのです。

 

かつて春日大社や興福寺などの神事で奉仕していた「大和猿楽四座(やまとさるがくしざ)」を原点に、現在は観世(かんぜ)・金春(こんぱる)・宝生(ほうしょう)・金剛(こんごう)の「能楽四座」による能と、大藏(おおくら)流による狂言が、2日間にわたって奉納されます。

 

燃える薪の灯りの下、長い年月を経て受け継がれてきた「薪御能」が演じられる様子は幻想的!幽玄の世界を味わいに、能発祥の地・奈良へぜひお越しください。

 

 

薪御能は朝と夕方の2会場で2日間実施。その内容とは?

 

(春日大社「咒師走の儀」の過去の様子、写真:桑原英文)

 

 

薪御能は、両日ともに午前は春日大社、午後は興福寺南大門跡にて執り行われます。

 

【1日目】5月15日(金)

 

■ 春日大社 舞殿「咒師走(しゅしはしり)の儀」

 

時間:11:00~

演目:金春流能「翁(おきな)」・・・金春憲和(こんぱる のりかず)ほか

 

■ 興福寺 南大門跡「南大門の儀」

 

時間:17:30~

演目:

=舞台あらため= 興福寺衆徒(僧兵)

・宝生流能「三山(みつやま)」・・・辰巳満次郎(たつみまんじろう)ほか

=火入れ= 興福寺衆徒(僧兵)

・大藏流狂言「寝音曲(ねおんぎょく)」・・・茂山千五郎(しげやませんごろう)ほか

・金春流能「鵜飼(うかい)」・・・金春安明(こんぱるやすあき)ほか

 

 

【2日目】5月16日(土)

 

■ 春日大社 若宮拝舎「御社上(みやしろあがり)の儀」

 

時間:11:00~

演目:金春流能「頼政(よりまさ)」・・・金春穂高(こんぱるほだか)ほか

 

■ 興福寺 南大門跡「南大門の儀」

 

時間:17:30~

演目:

=舞台あらため= 興福寺衆徒(僧兵)

・金剛流能「高砂(たかさご)」・・・金剛永謹(こんごうひさのり)ほか

=火入れ= 興福寺衆徒(僧兵)

・大藏流狂言「伯母ヶ酒(おばがさけ)」・・・茂山忠三郎(しげやまちゅうざぶろう)ほか

・観世流能「楊貴妃(ようきひ)」・・・観世喜之(かんぜよしゆき)ほか

 

 

薪御能でしか見られない儀式も

 

 

興福寺で2日間執り行われる南大門の儀では、演目前に興福寺衆徒(僧兵)による「舞台あらため」という儀式が行われます。その昔、薪御能の舞台が野外の芝生であったことから、始める前に紙を芝生に敷いて踏み、芝の状態を見ることで能をするか否かを決めていたことが由来とされています。

 

現在は敷き舞台の上で行われるためその必要はありませんが、儀式を今に伝えるため執り行われます。
またその後、芝の状態を見た結果をお寺の外部の人々に伝えるために「外僉義(げのせんぎ)」文が読み上げられます。

 

これらの儀式はほかでは見ることのできない「薪御能」だけの特色であり、見どころです。

 

 

薪御能を観るには? 席や当日の受付情報

 

薪御能は興福寺会場の一部エリアを除き、協賛席から鑑賞できます。お席は全て自由席。1日限り有効な協賛券のお求めが必要です。こちらの協賛券は同じ日の内であれば、午前の春日大社、午後の興福寺の両会場でご利用いただけます。

 

ここで注意したいことが1つ。薪御能の初日に「券を初めて使用するのが午後の興福寺会場から」という場合は、翌日午前に春日大社で行われる御社上の儀は対象外となります。券をお求めの際はぜひ、1日2会場を回ってお楽しみください。

 

協賛券の事前受付は2月27日(木)から、郵便振替または奈良市観光体験予約サイト「NARAタイム」にて。3月26日(木)からは奈良市内観光案内所でもお申し込みいただけます。

当日券(こちらも1日限り有効)もありますが、入場時に事前受付でお求めいただいた方から会場へご案内しますので、席の確保を急がれる場合は事前予約がスムーズです。

 

 

内容が分かって楽しい!実際の演者による入門講座も

 

特別企画として、午前と午後に行われる演目の間に演者による薪御能入門講座「御能を楽しむ、奈良で楽しむ」を両日ともに、奈良市観光センターで開催します。初日の5月15日には宝生流の辰巳満次郎氏、16日は金春流の金春穂高氏にご解説いただきます。

直接解説を聞くことで薪御能についてより理解を深めることができるはず!朝のお能を楽しんだ後、ぜひご参加ください。事前のお申し込みが必要ですのでお見逃しなく。詳しくは奈良市観光体験予約サイト「NARAタイム」にて。

 

 

2020年「薪御能」概要

 

■日時・場所:

5月15日(金)

開演 11:00~/春日大社 舞殿「咒師走りの儀」… 事前受付開場 10:00、当日受付開場 10:15

開演 17:30~/興福寺 南大門跡「南大門の儀」… 事前受付開場 16:00、当日受付開場 16:15

 

5月16日(土)

開演 11:00~/春日大社 若宮拝舎「御社上の儀」… 事前受付開場 10:00、当日受付開場 10:15

開演 17:30~/興福寺 南大門跡「南大門の儀」… 事前受付開場 16:00、当日受付開場 16:15

 

※演目・出演者は、都合により変更される場合があります。

※写真・ビデオ(携帯電話の撮影機能を含む)の撮影を禁止しています。

 

■協賛席:

春日大社 会場…協賛席から観覧いただけます。
興福寺 会場…協賛席と一般席(無料・立見)をご用意しています。

 

※お席は全席自由席(先着順)です。

※雨天の場合、両日の「南大門の儀」は「奈良県文化会館 国際ホール」で開催します。ただしその場合は一般席(無料・立見)はなく、協賛席のみのご用意となりますのでご了承ください。尚、告知は当日13:00頃、当公式ウェブサイトのお知らせまたは奈良市観光協会公式Facebookページで行います。

 

■協賛券の事前受付:

料金:お1人様 5,000円(税込、解説書付)※大人、子ども一律料金です。

有効期限:1日(どちらかお好きな日にご使用ください)

★今年の開催は中止となりました。

 中止に伴い、事前にお申込みしていただいた方には事務局よりご案内いたします。

 

①郵便振替

振込先:【郵便振替口座番号】01040-0-83563、【口座名義】薪御能保存会

郵便局の振込用紙に「住所」「氏名」「電話番号」を必ずご記入の上、申し込む人数分の料金を下記指定口座へお振込みください。協賛券は4月上旬にお届けします。

申込期間:2020年2月27日(木)~5月1日(金)

 

②奈良市観光体験予約サイト「NARAタイム

URL:https://narashikanko.or.jp/naratime/ja(24時間受付可)

奈良市観光協会のウェブサイト(下記URL)で予約受付をしています。

申込期間:2020年2月27日(木)~5月1日(金)

 

③奈良市内観光案内所

下記の案内所では直接お申し込みいただけます。

奈良市総合観光案内所(JR奈良駅東口出てすぐ/9:00~20:00)、近鉄奈良駅総合観光案内所(近鉄奈良駅1階/9:00~20:00)

申込期間:2020年3月26日(木)~5月14日(木)

 

■協賛券の当日受付:

料金:お1人様 5,500円(税込、解説書付)※大人、子ども一律料金です。

有効期限:1日(どちらかお好きな日にご使用ください)

受付:当日、両会場の入り口にてお求めいただけます。尚、空席がなくなり次第、受付を終了します。

春日大社… 5月15日(金)、16日(土)10:15~

興福寺… 5月15日(金)、16日(土)16:15~

 

 

■音声ガイドサービスの貸出 ※予定

 

「薪御能」の演目を分かりやすく解説する音声ガイドサービスのご用意を予定しています。※日本語のみとなります。

ご希望の際は、両会場の入り口でお申し込みください。

 

料金:1台1,000円 ※別途保証金 1,000円。ご返却いただく時にお返しします。

 

■後援:奈良県、奈良市、奈良県教育委員会、奈良市教育委員会、朝日新聞社

 

お問い合わせ

0742-30-0230(薪御能保存会:奈良市観光協会内、平日9:00~17:45)