悠久の時を感じる黄昏のマジックアワーに感動!奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス体験記
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いざ、奈良で“マジックアワー”を味わえる場所へ
奈良公園を訪れると、周囲の山々とは異なる姿の“芝生に覆われた三つ重ねの山”が目に飛び込んできます。 この山が「若草山」です。笠(かさ)を三つ重ねたように見えることから、「三笠山(みかさやま)」と呼ばれることも。古都奈良に早春を告げる伝統行事「若草山焼き」でご存じの方も多いのではないでしょうか。
若草山山頂は、視界を遮る木がほとんど無いため、眺望がすばらしく、夕景・夜景の名所ということをご存じでしょうか?
若草山の夜景は、「新日本三大夜景」(夜景100選事務局)に選ばれており、奈良観光のハイライトとして見逃せない名所の一つです。
特に夕景から夜景にかけての、夕焼け空の色が淡く移ろいでいく“マジックアワー”に感動するはず。 若草山山頂から望む、生駒山へ沈みゆく夕日は、約1300前の古代の人々が眺めた風景と同じなのです。まるで奈良時代へ時を遡ったかのような、悠久の時の流れを感じることができるでしょう。
山頂までの道中を楽しめるのもトワイライト・夜景観賞バスの醍醐味
若草山の夕景・夜景を楽しめる定期観光バス「奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス」に乗って、いざ出発進行!
※運行日、予約状況など、ページ最後の詳細事項を必ずご確認ください
「奈良若草山トワイライト・夜景観賞バス」にはバスガイドさんが同乗します。 道中、東大寺の大仏殿、戒壇院(かいだんいん)、正倉院「正倉」の近くを通過するので、大仏様と大仏殿が戦火で2度焼け落ちたこと、 毎年秋に奈良国立博物館で開催される正倉院展のことなど、 ミニ歴史講座を聞くことができるのも車中の楽しみの一つ。ほかにも、奈良公園に生息する可愛い鹿(国の天然記念物)についての接し方や注意点について教えていただきました。
乗車時間は約30分ですが、奈良奥山ドライブウェイは、クネクネした山道。乗り物酔いが心配な方は、出発前に酔い止めの薬を服用しておくと安心でしょう。 ガイドさんのトークを楽しく聞いていると、あっという間に山頂に着きました!
山頂には何がある?何が見える?
鹿たちがお出迎え!山頂でフォトジェニックな影絵のような写真を撮ろう!
奈良若草山トワイライト・夜景観賞バスに乗るには
<基礎情報>
住所:JR・近鉄奈良駅から出発
アクセス:JR奈良駅(東口4番のりば)16:00発→近鉄奈良駅(奈良ラインハウス前定期観光バスのりば)16:05発→若草山山頂 16:30着…1時間山頂に滞在…17:30発→春日大社本殿17:58着→近鉄奈良駅18:05着→JR奈良駅 18:10着
※復路「春日大社本殿」は降車扱いのみとなります。
※山頂に1時間滞在します。
問合せ 0742-22-5110(奈良交通総合予約センター 9:00~18:00年中無休)
※雨天時も運行しますが、夕景が見えない場合があります。また、荒天時は運休する場合があります。
※日没時間により夕景、夜景が見られる時間帯が異なります。
※当体験記は2023年に乗車したものです。最新情報はウェブサイトやSNSをご確認ください。