スパイスの香りを満喫 特別な体験やってみた!
スパイスの香りを自分で調合できる特別な体験スポットへ。
スパイスや香木をアレンジした作品はお持ち帰りができます。 「奈良の楽しいおでかけ」の思い出作りにぜひ。

勉強になる!スパイシーで健康的な体験を
菊岡漢方薬局「カレー粉手作り体験」
創業830年の老舗の漢方薬局で、菊岡家は藤原氏の流れをくむ家系。現在の当主・菊岡泰政さんは24代目で、約20年前に生薬を利用したカレー粉作りを始めました。「カレー粉に使われるスパイスは、ほぼすべて漢方薬の生薬と共通しています」と菊岡さん。カレー粉作り体験は、スパイスと漢方薬を知り尽くした菊岡さんが作った50gのベースに、約25種類のスパイスを自分で加えていくスタイル。アドバイスを受けながら、好みの味のカレー粉を作ることができます。
①蔵を改装した工房に案内されたら、約25種類のスパイスについて説明を受けます。香りと味を確認して好みを見つけましょう。
②辛い唐辛子系は入っていないので、まず辛さを決めて。加えたいスパイスを少量ずつさじで取り分けていきます。
③ブレンドするスパイスが決まったら、用意されているベースに投入してよく混ぜます。好みを伝えればアドバイスももらえます。
④できあがったカレーは、一人ひとりのフルネームを記載したオリジナルパッケージに入れて持って帰ることができます。
菊岡漢方薬局
住所 奈良市中新屋町3
電話番号 0742-22-6611
定休日 月曜
駐車場 なし
世界に一つだけの「におい袋」を思い出に
遊悠工房zoo&かぎろひ「におい袋体験」
情緒ある古民家で、奈良のお土産にぴったりな手作り体験ができる工房。奈良特産の蚊帳生地で作るべんがら染めや組紐、香りが選べるお香作りなど多彩なプランがあります。におい袋作りは、約15年前に店主がお香の産地・淡路島でお香の老舗へ訪れたことがきっかけでスタート。桂皮、ダイウイキョウ、山奈(さんな)、カッコウ、甘松(かんしょう)、栂(つが)、龍脳(りゅうのう)など7種類の香木を自分でブレンド。神様の使いとされる奈良の白い鹿の刺繍を施した絹の袋に詰めて作ります。(要予約)
①小皿に用意された香木の説明を受けながら一つひとつの香りを確認。それぞれ特徴的な香りなので好みで選びましょう。
②好みの香りをメインに香木を少しずつ取り分けて調合していきます。少し臭く感じる甘松やカッコウを入れるのがポイント。
③軽く折った折り紙の上でよく混ぜて、香りを最終確認したら内袋に詰めて、選んでおいた絹のにおい袋に入れます。
④袋に合う色の紐を選び、口を結んだら自分だけのにおい袋が完成。時間が経つほどにおいが馴染み良い香りになっていきます。
遊悠工房zoo&かぎろひ
住所 奈良市毘沙門町29
電話番号 0742-26-4387
定休日 火曜・水曜
駐車場 なし
※当記事は観光情報誌『ならり』vol.36からの抜粋です。掲載内容は2024年2月現在のものです。
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