南市恵毘須神社
今も昔も静かに南市を守り続ける、市場の守り神
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ならまちの古い趣きある町並みの中にひっそりと佇む小さな赤いお社。それが春日大社の境外末社である南市恵毘須神社です。南市の市場の守護神として「えびすさん」で親しまれる福徳神をおまつりし、創建は鎌倉時代と伝えられています。
かつて奈良の主要な市場だった「南市」は、「北市」や「高天市」と並び「南都の三市」と呼ばれ栄えました。長い歴史を持つ南市を守り続けてきた市場の神様は、今も招福と商売繁盛の神様として人々の信仰を集め、毎年1月5日に行われる例祭「南市初えびす」では、商売繁盛を願い多くの人々が参拝に訪れます。普段は境内に立ち入ることができませんが、例祭の時はその門が開かれます。1月4日の宵宮祭・宵戎では17時から19時頃まで、1月5日の初戎では終日、はかま姿の福娘が「吉兆笹」を授与。米俵や大福帳などの縁起物を思い思いにつけることができ、参道には縁起ものを売る店が並びます。いつもは静かに南市を見守る神社も、この日ばかりは大変賑わいます。
行事・イベント
基本情報
- 住所
- 〒630-8373 奈良県奈良市南市町
- お問い合わせ
- 0742-22-7788(春日大社)
- FAX
- 0742-27-2114(春日大社)
- アクセス
- 近鉄奈良駅から徒歩約10分
- 駐車場
- なし
- 料金/拝観料(個人)
- 無料
- 料金/拝観料(団体)
- 無料
- 行事
- 南市の初戎(はつえびす):1月5日
- ウェブサイト