称名寺
侘び茶の祖として知られる村田珠光ゆかりの寺
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興福寺の学僧であった専英と琳英の兄弟、京都西山三鈷寺の澄忍上人の三僧が念仏の道場として創建したと伝えられています。当初は興福寺の別院で、興福寺の北に位置していたことから興北寺とも呼ばれていました。
本堂には光烟光佛(阿弥陀如来)、釈迦如来、阿弥陀如来の三尊が祀られています。
また、境内の千体地蔵尊は、戦国武将の松永久秀が永禄3年(1560年)に多聞城を築城する際に城壁に用いた地蔵石像で、約1,900体に及びます。
茶道の始祖とうたわれ、称名寺の僧でもあった村田珠光は、茶室「独盧庵(どくろあん)」(俗称・珠光庵)を建て、侘び茶の境地を開いたといわれています。命日にあたる5月15日には珠光忌が行われ、本堂と茶室が特別に公開されます。
行事・イベント
基本情報
- 住所
- 〒630-8254 奈良県奈良市菖蒲池町7
- お問い合わせ
- 0742-23-4438(称名寺)
- FAX
- 0742-23-4459(称名寺)
- 時間
- 本堂・茶室(※5/15のみ)10:00~15:00
境内 9:00~16:00 - 休日
- 本堂・茶室は5/15のみ拝観可(10:00~15:00) ※それ以外は拝観できません。
境内はいつでも見学可(9:00~16:00 /無休) - アクセス
- 近鉄奈良駅から徒歩約10分
JR奈良駅から徒歩約15分 - 料金/拝観料(個人)
- 本堂・茶室
大人:1500円
大学生:1500円
高校生:1500円
中学生:1500円
小学生:1500円 - 行事
- 珠光忌(しゅこうき):5月15日
- ウェブサイト