徒歩とバス利用で!1日じっくりコース~冬の佐保路。心とからだに栄養チャージ! ~
冬の奈良大和路キャンペーン2021で訪れたい、佐保路エリアの立ち寄りスポットをご紹介します。※キャンペーンは終了しています。
※掲載内容は、2021年8月現在のものです。変更となる場合がございますので、お出かけの際は、事前にご確認ください。
※奈良交通バスを利用
- 所要時間
- 1日
- 交通手段
- バス・徒歩

バス&徒歩 約7分
東大寺転害門
畠山製菓
地元に愛され70年以上、3代変わらぬ製法の手焼きせんべいをおみやげに

昭和8年頃の創業から3代変わらぬ製法で、早朝から1日1種類しか焼けない「手焼きせんべい」は計6種類。もちもち食感のベビーカステラは野球グッズの形。この型は、奈良ではもうここにしか残っていないそう。地元の幅広い世代に人気のお店です。
バス&徒歩約10分
法華寺

大和三門跡の1つに数えられる尼寺。奈良時代、聖武天皇が創建した総国分寺の東大寺に対し、光明皇后により父・藤原不比等の邸宅跡に総国分尼寺として建立されました。正式名は「法華滅罪之寺(ほっけめつざいのてら)」と称し、七堂伽藍を備えて隆盛を極めました。平安遷都とともに衰退しましたが、豊臣秀頼の母・淀君の発願より現在の伽藍に整えられました。桃山時代に再建された本堂は天平建築の特徴と桃山建築の特色がみられ、国宝・十一面観音菩薩立像、国宝・維摩居士坐像が安置されています。光明皇后が蓮池を渡られる姿を写したものと伝わるご本尊、国宝・十一面観音菩薩立像は通常非公開で、年3回(春、初夏、秋)の特別開扉が行われます。境内には、国史跡・名勝庭園と華楽園(からくえん)の2つの庭があり、四季折々の花々が楽しめます。江戸時代初期に作庭された国史跡 名勝庭園は、広さ約500坪あり京都仙洞御所(せんとうごしょ)の庭園から石や庭木などが移されたと伝えられています。護摩の灰を粘土に混ぜて形を作り、文様彩色を施した愛らしい犬形のお守りも知られています。
海龍王寺

天平3年(731年)海龍王寺は、遣唐使の留学僧として唐に渡った玄昉(げんぼう)が一切経五千余巻と新しい仏法とを無事に我が国にもたらすことを願うため、また平城宮の東北(鬼門)の方角を護るために光明皇后によって創建されました。玄昉が帰国の途中、東シナ海で暴風雨に襲われた際、「海龍王経」を一心に唱えたところ、九死に一生を得て無事に帰国を果たしたことより遣唐使の渡海安全祈願を営むようになり、寺号が海龍王寺と定められました。初代住持となった玄昉は、海龍王寺を天皇家の私寺である平城宮内道場と定めました。また同時期に写経も盛んに行われ、光明皇后・弘法大師も写経をされており、現在も弘法大師筆とされる般若心経(隅寺心経、すみでらしんぎょう)が伝えられています。 創建当時の建物は五重小塔(国宝)・西金堂(重文)が残り、本堂には、寺門勅額(重文)・鎌倉時代に造立された十一面観音立像(重文)・文殊菩薩立像(重文)などが安置されています。
竹中豆腐工房 または POWER OF FOOD または くるみの木
竹中豆腐工房

シンプルな豆腐の本当の甘み、ここでしか味わえない絶品手作り豆腐料理
「ここでしか味わえない豆腐料理を」と店主の竹中一由さんが毎日昔ながらの技法で作るできたての豆腐を使用した丼や膳は、豆腐の新たな一面を感じるメニューばかり。豆腐スイーツも充実し、カフェ利用も可。人気店なので週末は予約必須です。
POWER OF FOOD(P.O.F.)パワーオブフード
食べたら心身ともにポカポカ、大和当帰を食べて、おみやげにも

〈2023年閉店、現在オンラインショップのみ〉
みんなの健康を守りたいと薬膳普及のためにオープン。奈良の薬草「大和当帰(やまととうき)」に惚れ込んだ店主の吉田奈麻(なお)さんは、「大和当帰を野菜感覚で気軽に食べて、とにかく効果を体感して帰ってほしい」と初めの一口にこだわった月替わりランチを用意。リピーターが多く、心身を癒す空間です。
根は薬として、葉は食べられる奈良県ゆかりの薬草「大和当帰」を100パーセントメニューに入れた薬膳カフェと、農家直送の青果、大和当帰葉使用のオリジナル商品「熏習生活ーKUN-JYUseikatsuー」を扱うグロッサリー。月一開催の漢方講座も人気。
くるみの木 一条店
オープンから約40年、「心豊かな暮らし」を提案し続ける

1983年に代表の石村由起子さんがカフェと雑貨の店としてオープン。樹々に囲まれ落ち着いた佇まいで、シンプルで居心地の良い空間が広がります。敷地にあるショップでは、使いやすくてデザインも良い生活道具や食材、洋服などが並び、カフェでは季節を楽しみながら身体にも優しいランチが人気。
人気のランチは予約優先で、3部入れ替え制。隔週で内容が変わります。14:00以降は予約なしで喫茶利用が可能。「お客様に喜んでいただきたい」という気持ちが随所から伝わります。
不退寺

平安時代の歌人で伊勢物語の主人公・在原業平ゆかりの寺で、正式名称は金龍山 不退転法輪寺。平安遷都ののち、平城京をなつかしむ平城天皇は、上皇として都を再び平城京に戻すことを画策されたが成功せず、都を逃れてこの地に「萱の御所」を営みました。上皇の崩御後は、第1皇子 阿保親王と第5子 在原業平が後を引き縦ぎ、承和14年(847)に業平自らが聖観音菩薩立像を刻んで開基したのが始まりとされ、別名「業平寺(なりひらでら)」とも呼ばれています。南門(重文)は鎌倉時代の本瓦葺切妻造四脚門で、本堂・多宝塔も重要文化財に指定されています。本堂に安置されている本尊 聖観音菩薩立像(重文。業平観音とも呼ばれる)は、業平の作と伝えられ藤原時代の一木造彩色の像です。
やおや 五ふしの草 奈良店
実際に見て、食べて! 作り手の顔が見える有機野菜の滋味と人間性で勝負

作り手と食べ手の顔が見える繋ぎ手・榊原一憲さんの八百屋さん。地域に暮らす人々へどれだけ循環したオーガニックが浸透するか。先払いで、契約先の近郊小規模農家が生産する季節ごとの有機野菜を購入し食べ支え、寄り添う。