歴史ロマンの舞台、平城宮跡を巡る旅

奈良時代の政治の中心、平城宮跡を巡るコース。

発掘調査で出土した木簡などが展示されている資料館、復元された朱雀門などが見どころ。

【コース総距離:約6.4km】


所要時間
約1時間30分(見学時間を除く)
交通手段
徒歩
歴史ロマンの舞台、平城宮跡を巡る旅
Start
近鉄大和西大寺駅
1km:徒歩(約10分)

平城宮跡資料館

奈良文化財研究所が、1959年(昭和34年)から今日まで続けている平城宮・京跡の発掘調査の成果を展示する資料館。常設展示では、実際の平城宮跡の出土品のほか、当時の役所や宮殿内部を再現したジオラマなどもあり、奈良時代の人々の暮らしを知ることができます。また考古学や奈良時代に限らず、奈良文化財研究所の最新の研究成果も展示公開されます。

(写真提供=奈良文化財研究所)

基本情報
650m:徒歩(約10分)

第一次大極殿

大極殿は、天皇の即位式や外国使節との面会など、国の最も重要な儀式のために使われていた平城宮最大の宮殿でした。2010年(平成22年)に復原された現在の建物は、正面約44m、側面約20m、地面より高さ約27m。天皇の玉座である高御座(たかみくら)、小壁の彩色なども見どころの内部を見学することができます。この第一次大極殿を含む南北約320m、東西約180mの広大な区間は、平城宮の中心施設であった「第一次大極殿院」として計画的に整備が進められています。大極殿を取り囲む「築地回廊」「東西楼」も、工事現場を公開しながら長期にわたり復原整備、順次公開されます。
基本情報
600m:徒歩(約8分)

遺構展示館

発掘調査で検出された遺構そのものを、覆屋(おおいや)と呼ばれる保護施設の中で保存・展示しています。また、井戸枠や木樋(もくひ)などの出土した遺物や、調査研究を基に復原した内裏(天皇のすまい)などの建物模型も見応えがあります。第一次大極殿、朱雀門、東院庭園と同様に、文化庁が設置・所有する施設です。

基本情報
850m:徒歩(約20分)

東院庭園

「東宮」あるいは「東院」と呼ばれた平城宮跡東の張り出し部分に位置する、優美な庭園。L字型の池を中心に、皇族らが宴会や儀式を行う迎賓館のような役割を果たしていたと考えられています。1967年(昭和42年)に庭園の遺構が発見され、長年の研究成果をもとに1998年(平成10年)に復原されました。2010年(平成22年)には、特に貴重な古代庭園として特別名勝に指定されました。

基本情報
1.3km:徒歩(約20分)

朱雀門

平城宮の正門「朱雀門」。ここから平城宮の入口の羅城門まで、道幅約75mもの朱雀大路がまっすぐ続いていました。朱雀門の左右には、高さ6mの築地塀(土を突き固め造った塀)がめぐり、約1km四方の広さを持つ平城宮を取り囲んでいました。かつて門前では、元日や外交使節の送迎の際に儀式が行われたほか、都の男女が恋の歌をかけあう歌垣(うたがき)なども催されました。現在の朱雀門は1998年(平成10年)に復原されたもので、間口約25m、高さ約20mの入母屋二重構造です。
基本情報
2km:徒歩(約24分)
近鉄新大宮駅

Goal
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