近代文化の香り漂う奈良 モデルコース ならまち~高畑(たかばたけ)周辺
ならまち~高畑周辺の近代建築をぐるり巡るおさんぽコースをご紹介します!
【画像:奈良ホテル】
※当記事は観光情報誌『ならり』vol.37からの抜粋です。掲載内容は2024年8月現在のものです。
- 所要時間
- 約6時間
- 交通手段
- 徒歩
このコースで訪れるスポット

JR奈良駅
JR奈良駅旧駅舎(現 奈良市総合観光案内所)

近代化産業遺産に指定されている歴史ある建築物で、奈良の寺院の屋根を模した寺院風建築と鉄骨鉄筋コンクリートの和洋折衷様式が特徴的です。
現在は、奈良市総合観光案内所として保存・活用されているため、近代建築を間近で見て、体感することができます。
観光案内カウンターなど、様々なサービスで観光をサポート。奈良観光の始まりは、ぜひここからどうぞ!

六十八銀行奈良支店(現 南都銀行本店)

1926(大正15)年4月、六十八銀行の奈良支店として竣工。
4本のイオニア式円柱に施された「羊」の彫刻が目を引くギリシア様式建築。
日本聖公会 奈良基督教会 会堂

日本聖公会(にっぽんせいこうかい) 奈良基督(きりすと)教会 会堂は、1930(昭和5)年に竣工された珍しい和風のキリスト教会。
※毎週日曜午前の礼拝と午後の見学のみ可能
[ランチ]近代建築で昼食を

特別な場所で味わう 奈良の美食
歴史を感じるレトロモダンな建物でカフェ&ランチタイムを。
奈良の美食とともに、美しい装飾や建築家のこだわりにも思いを馳せてみましょう。
【画像:料亭菊水楼(きくすいろう)】

志賀直哉旧居
「小説の神様」が家族と共に暮らした旧居

志賀直哉自身が設計した邸宅を完全復元。芸術家が集った食堂や、『暗夜行路』を書き終えた書斎などが見学できます。
- 住所
- 奈良市高畑町1237-2
- 営業時間
- 9:30~16:30
※入館は閉館の30分前まで
- 定休日
- 年末年始(12/28~1/5)
足立家住宅(現 中村家住宅/たかばたけ茶論〈さろん〉)

志賀直哉旧居の西隣にあるガーデンカフェ。1919(大正8)年に洋画家・足立源一郎の邸宅として建てられた木造2階建ての洋館と周囲の土塀は、国の登録有形文化財に指定されています。
昭和初期、志賀直哉旧居に文化人が集った“高畑(たかばたけ)サロン”のように「集える場にしたい」と、洋画家の故・中村一雄氏と、妻の紀矩子夫妻が自宅の庭を開放し、40年ほど前にオープンした人気スポット。





















