今井堂天満神社
※本ページに掲載の画像の無断転載を禁じます
今井堂(天満神社)は、木曽(源)義仲とその家臣、今井四郎兼平にゆかりのある歴史的な場所です。平安時代末期、義仲と源 義経の戦いの後、義仲はこの地に身を隠し、天満神社を建立しました。後に、兼平の子である今井隈笠四郎兼則が、義仲と兼平の供養として「七重の石塔」を建てました。
神社は地域で「今井堂」とも呼ばれ、明治から大正時代には雨乞いの太鼓踊りが盛んに行われました。また、神社には180点を超える絵馬が奉納されており、最古のものは寛政6年の歌舞伎絵馬、最新のものは令和5年に帝塚山大学が奉納した疫病退散の絵馬です。近くの日笠フシンダ遺跡からも奈良時代最古級の絵馬が発見されています。
基本情報
- 住所
- 〒630-2173 奈良県奈良市日笠町
- アクセス
- JR奈良駅、近鉄奈良駅から 田原方面行き「田原大野」下車、徒歩10分