崇道天皇社
彼岸発祥 早良親王をお祀りする南都二大御霊社のひとつ
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ならまちの南端、紀寺にある崇道天皇社。よく手入れされた境内はとても心地よく、静かで凛とした雰囲気が漂います。御祭神は桓武天皇の皇太弟早良親王(崇道天皇)です。藤原種継暗殺の疑いをかけられ無罪を訴え続け、淡路島へ流される途中に非業の死を遂げた早良親王の怨霊鎮魂のため、平城天皇が806年に創建した歴史ある神社です。薬師堂町にある御霊神社と共に「南都二大御霊社」として知られています。また紀寺を守る氏神様として古くから地域の人々に親しまれ大切にされてきました。
境内奥に鎮座する一間社春日造、檜皮葺の朱色の御本殿は、春日大社の旧若宮社を移建したもの。各地にある春日移しの中でも、1623年に建てられた最古の貴重な建物で国指定重要文化財に指定されています。
御朱印も有名で、通常の御朱印から切り絵御朱印、月替わりの御朱印など種類も多くどれも素敵で選びきれないほど。毎月御朱印を拝受される方もいるとか。御霊神社との南都二大御霊社コラボ御朱印もあります。
ならまち散策の途中でぜひお詣りしてみては。
基本情報
- 住所
- 〒630-8307 奈良県奈良市西紀寺町40番地
- お問い合わせ
- 0742-23-3416(崇道天皇社)
- 時間
- 開門時間:7:00~16:30
社務所受付:9:00~16:30 - 休日
- 月曜日
※ただし、祭事等により開門する日もあります。 - アクセス
- ・近鉄奈良駅、JR奈良駅から、市内循環バス外回りにて「紀寺町」バス停下車、徒歩約1分
・JR京終駅より徒歩約10分 - 駐車場
- 市内循環バス通りにタイムズ崇道天皇社前駐車場あり
- 行事
- ・夏祭り:7月15日
・例祭:10月15日 - ウェブサイト
- 備考
御本殿:国指定重要文化財