燃え盛る迫力のおたいまつ(修二会)行事/新薬師寺
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17:00から、本尊・薬師如来の御前で、すべての人々の罪を悔いあらためる薬師悔過法要(やくしけかほうよう)が行われます。また、仏様の身体に具わる32の特徴を読み上げる「三十二相」も称えられます。
19:00からの「おたいまつ」は、長さ7mあまりの大松明(おたいまつ)が10本、籠松明が1本、僧侶を先導して本堂の周囲を回ります。正面の三面扉が開き、たいまつ行道にあわせて灯明で照らされた内陣では雅楽が演奏され、鐘楼の鐘の音がゆったり聞こえてきます。
本堂の白壁が燃え盛る松明で朱色に染まる中、境内に広がる満開の桜、新緑のもみじが炎に浮かび上がります。正面を見れば燃えさかる松明越しに灯明で照らされた薬師如来、十二神将が浮かび上がります。
僧侶がおごそかに松明の後方を進みます。本堂内陣に着席すると、散華の奉納、導師の祈り(ご祈願者名の奉読)日本中の13,700カ所の神様の名前を朗々と早口で称える神名帳(東大寺お水取りと同様のお経)が読み上げられます。その後、導師が今年一年、平和であるように、五穀豊穣を祈ります。(写真提供=新薬師寺)
※状況により、内容が変更される場合があります。詳しくは新薬師寺公式ウェブサイトをご覧ください。
スポット
基本情報
- 開催期間
- 2025/4/8(火) 17:00~
- 開催場所
- 新薬師寺
- 住所
- 〒630-8301 奈良県奈良市高畑1352番地
- アクセス
- JR奈良駅、近鉄奈良駅から市内循環バス10分「破石町」下車、徒歩10分
- ウェブサイト