春日大社
※本ページに掲載の画像の無断転載を禁じます
奈良時代の初め、平城京鎮護のために茨城県鹿島の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂にまつったのが起こりとされています。神護景雲(じんごけいうん)2年(768年)、称徳天皇の勅命により現在の場所に社殿を造営し、千葉県香取から経津主命(ふつぬしのみこと)、大阪府枚岡から天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比売神(ひめがみ)をあわせてまつりました。
平安時代になると皇族や貴族の春日詣も盛んになり、20年ごとの式年造替の確立に伴い、本殿以下各社殿は現在のような規模になりました。また中世以降になると武家や庶民にも信仰が広まり、全国各地に3,000社を超える分社が造られるまでになりました。
境内には「万燈籠」で知られるさまざまな形の釣燈籠、石燈籠があり、それらの多くは庶民の寄進によるものだということからも、庶民信仰の深さを伺い知ることができます。毎年2月節分の日と8月14・15日にすべての燈籠に火を入れる「万燈籠」の神事が行なわれ、その幻想的な美しさに、多くの参拝客が訪れます。
関連する特集
- 奈良公園にはなぜ鹿がいる?鹿との接し方や観光マナー、歴史背景をご紹介!
- https://narashikanko.or.jp/feature/deer
- 奈良公園の見どころまるわかり!おすすめの巡り方や周辺グルメ・宿泊まで
- https://narashikanko.or.jp/feature/narapark
- はじめての奈良市 歴史や見どころ、定番から穴場まで徹底解説!おすすめ観光スポット、グルメ、アクセスなど
- https://narashikanko.or.jp/feature/narashi
- 世界遺産を巡る!おすすめモデルコース
- https://narashikanko.or.jp/feature/narari35-feature04
- 神社仏閣の拝観マナー特集 お寺と神社はどう違う?やってはいけないことは?など一挙解説!
- https://narashikanko.or.jp/feature/manner
関連するモデルコース
- 吉野山と古都奈良の文化財を巡る、奈良県の世界遺産堪能モデルコース
- https://narashikanko.or.jp/course/detail_12.html
- 京都・奈良・大阪を満喫する2泊3日モデルコース
- https://narashikanko.or.jp/course/detail_13.html
- 澄んだ空気に心洗われる奈良の朝旅
- https://narashikanko.or.jp/course/detail_20.html
- 奈良の魅力満喫、世界遺産を歩く旅
- https://narashikanko.or.jp/course/detail_28.html
- お昼にピッタリ!珠玉の仏像と奈良の旨酒を楽しむモデルコース
- https://narashikanko.or.jp/course/detail_39.html
- 世界遺産を巡る!「奈良公園・ならまちエリア」を巡る 1Dayコース①
- https://narashikanko.or.jp/course/detail_40.html
- 世界遺産を巡る!「奈良公園・ならまちエリア」を巡る 1Dayコース②
- https://narashikanko.or.jp/course/detail_41.html
行事・イベント
基本情報
- 住所
- 〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160
- お問い合わせ
- 0742-22-7788(春日大社)
- FAX
- 0742-27-2114
- 時間
- 開門時間:3月~10月 6:30~17:30
11月~2月 7:00~17:00
・国宝殿 9:00~17:00(入館は16:30まで)
・春日大社 萬葉植物園
9:00~16:30(入園は16:00まで) - 休日
- 国宝殿 年3回の展示替の時、春日大社 萬葉植物園 4月~5月/無休、6月~翌年3月/毎週火曜(ただし火曜が祝日の場合は開園)
- アクセス
- JR奈良駅・近鉄奈良駅から バス(春日大社本殿行)で約11~15分「春日大社本殿」下車すぐ。
または市内循環バス(外回り)で約9分~13分「春日大社表参道」下車、徒歩約10分。 - 駐車場
- 100台 料金: 普通車 1,500円、バス 4,000円
- 料金/拝観料(個人)
- 境内自由
御本殿特別参拝: 700円
国宝殿
大人:500円
高大生:300円
小中生:200円
春日大社 萬葉植物園
大人:500円
小中生:200円
── 2025/4/1からは下記の料金に改定 ──
境内自由
御本殿特別参拝: 700円
国宝殿
大人:700円
高大生:400円
小中生:300円
春日大社 萬葉植物園
大人(高校生以上):700円
小中生:300円 - 料金/拝観料(団体)
- 団体料金適用 20人以上
国宝殿
大人:400円
春日大社 萬葉植物園
大人:400円
── 2025/4/1からは下記の料金に改定 ──
国宝殿
大人:600円
春日大社 萬葉植物園
大人:600円 - 行事
- 春日祭(申祭): 3月13日 9:00~
御田植神事: 3月15日 11:00~
水谷神社鎮花祭(ちんかさい): 4月5日 10:00~
献茶祭: 5月10日 11:00~(裏千家の時は 10:00~)
薪御能: 第3金・土曜日
日供始式並び興福寺貫首社参式: 1月2日 10:00~
神楽始式(かぐらはじめしき): 1月3日 11:00~
御祈祷始式(ごきとうはじめしき): 1月7日 10:00~
舞楽始式(ぶがくはじめしき): 成人の日 13:00~
節分万燈籠 :2月節分の日 18:00~20:30
中元万燈籠: 8月14・15日 19 :00~21:30
七・五・三 :10月中旬~11月下旬
春日若宮おん祭: 12月15日・16日・17日・18日 - 花だより
- 椿: 2月上旬~4月上旬 約100品種 (約300本)植物園内
馬酔木: 2月下旬~3月中旬
藤: 4月中旬から5月初旬、 約20品種200本、植物園内・境内一円 ※砂ずりの藤の見頃はゴールデンウィーク - 国宝
- 本殿4棟他
- ウェブサイト
- 備考
耳より情報: 毎年1月~3月に「日本の伝統に触れる巫女修業コース(初級コース)」を開講。